勾配屋根

●勾配屋根の特徴とトラブル事例

01_雪国の屋根事情

●メリット
・家への負担が少ない
・雨漏りが少ない若しくは雨漏りが起こったとしても被害が少ない

●デメリット
・落ちた雪の置き場所又は処理に困る
・雪と一緒に屋根表面の塗装が痛む

●メンテナンス
・屋根の塗装が剥がれていないか、またはザビが出ていないかなどの点検作業
・冬の雪の滑りが悪くないか。

→目視で確認できる程表面が剥がれている、または以前より明らかに雪の落ち方が悪い等の症状がありましたら、修繕時期です。ペンキ塗りで対応できるか、屋根の張替えが必要かを判断します。ペンキ塗りの場合も、ハゼが緩んでいないか、穴が開いていないかなどを確認し、適切な処置をいたします。

 

●トラブル事例 1 屋根から落ちた雪が外壁に穴を開けた!

 雪を落とすことは屋根に負担はかけませんが、落ちた先に問題があることは多いです。窓ガラス、ストーブ・ボイラーの排気筒、換気フード、ガス管、プロパンボンベ庫等々。そしてそれらはすべて外壁に絡んで取り付けてあります

03_雪国の屋根事情 

原 因

・屋根から落ちた雪をそのまま放置していたことにより、ガス管が引っ張られ外壁に穴を開けてしまった

対 策

①落ちて溜まった雪は小まめに片づける
→屋根から落ちた雪は重く硬いです。当社に依頼していただくと空きスペースへの除雪、またはトラックによる排雪などで住宅に負担をかけずに冬を過ごせます。
雪の量により都度のお見積もりとなりますので、御用の際はご連絡ください

②窓や排気筒に板等を当てて、直接雪が当たらないようにする
③雪が落ちないように雪止金具等で落雪を防止する

 

●トラブル事例 2 雪の重みで屋根が折れた!

落ちた雪が軒先まで達し、屋根とつながってしまうことはよくあります。しかし屋根には思った以上に荷重がかかっているものです

05_雪国の屋根事情 

原 因

・屋根から落ちた雪をそのまま放置していたことにより、地面と繋がってしまい雪の重みが鼻先に集中した

対 策

①落ちて溜まった雪を小まめに片づける
屋根から落ちた雪は重く硬いです。また、家との隙間に空洞ができると溜まった雪の下は厚い氷になってしまいます。
当社に依頼していただくと空きスペースへの除雪、またはトラックによる排雪などで住宅に負担をかけずに冬を過ごせます。雪の量により都度のお見積もりとなりますので、御用の際はご連絡ください

②雪止金具などで雪が落ちないようにし、溜まった雪は降ろす

簡易スノーダクトのような融雪屋根にする
→簡易スノーダクトに関しては次の勾配雪止屋根のページをご覧ください